[アンカリング(Anchoring)とは、認知バイアスの一種。判断する際に、特定の特徴や情報の断片を重視しすぎる傾向を意味する。個人の通常の意思決定においては、まず特定の情報や値に過度に注目し、その後状況における他の要素を考慮して調整するが、一般にこのような意思決定には、最初に注目した値についてのバイアスが存在する]
関係がない情報でもアンカリング効果はあり、「数字の大きさ」が重要な要素のようだ。例えば、「年間1,100人が感電で命を落とす」と最初に言われて、続いて、「洪水の犠牲者の総数」を予想するように言われた場合は、最初に「年間10,000人が自動車事故で命を落とす」と言われた場合よりも、予想の数が小さくなる。最初の数字が大きいとそれが「アンカーポイント」になり、予想の数が大きくなるように作用するのだ。