そのとき、僕は彼女の対応に、舌を巻きました。彼女はほぼ毎日、きめ細やかに、現状の報告やアフターフォローの連絡をくれたのです。
しかも定型文や決まり文句はほとんどゼロ。文体は丁寧かつ堅苦しくない文章。
そのイベント自体は、急遽決まって突貫工事的に運営されており、状況もクルクル変わるし、不明点も多すぎるといったイベントでした。普通に参加していたら、僕は不快感と不信感が溜まるだけだったでしょう。
しかし彼女から「報連相(報告、連絡、相談)」を頻繁に受けていたおかげで、僕は一切の不満を感じませんでした。
ところでそのイベントには、15人以上の一般人が参加していました。もし僕に対するのと同じような対応を他の人にもしていたとすると、彼女は通常業務やクライアントとのコミュニケーションに加え、15人以上の、それぞれ個性的な人たちと、頻繁に個別連絡を取り合いまくっていたことになります。
この2つに共通しているのは「誠実さ」と「リスペクト」です。
misakiさんは、特に専門性に長けたな技術を持っているわけではありません。しかし、自分が関わる業界に対して積極的に関わることで人脈を広げ、報連相を関係者全員に欠かさないことで信頼感を醸成しました。
それは、「次もあの人に仕事をお願いしたい」という、強烈なエネルギーを生んでいきました。